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 2012年2月 8日(水) 12:18 JST

蓮華通信/平成二十一年十二月号

  • 2009年12月 3日(木) 00:09 JST

 

何もかも泡沫の夢。形あるものはいつか崩れ去る。想いも又時と共に薄れ行く。確かなものとしてあると思うこの身も又やがては消え去る。およそ命あるものの死をまぬがれざることは無い。今日の命の輝きは今日のみのもの、一瞬を永遠として生きる。一期一会。時の真実は永遠の今にある。明日を待つ無かれ、明日はまだ来ない。過去を悔いる無かれ過去は帰り来ない。今のこの時を生きる、それが最良の生き方。行いに於いて真実であれ、言葉に於いて真実であれ、想いに於いて真実であれ。他の何ものもこれに変わる生き方は無い。己の心の真実を生きるものは不安なる日々を過ごさない、この真実こそ己の寄る辺であり安心の基である。この心に仏は住む、智慧と慈悲の光に包まれて。この光に安住せよ、総ての葛藤は霧の風に吹かれるが如く消え去る。苦しみ多い時さ迷い歩いてはならない、それは迷いを深め苦しみを増すばかりとなる。心を止めよ静に己の心に、蓮華の上に端座して心を見つめよ、その時のみ苦から逃れる術が生まれる。虚空の命がそこにある。諸仏の心がそこにある。日々禅定に勤めよ。仏の命を受け継ぐものの勤めである。