宗教法人 高野山真言宗 阿高山 真言寺
2012年2月 8日(水) 11:51 JST
偽証を為すな、己の言葉に於いて人生が敗れる。
正しい言葉は正しい心を育む。正しい心はよき行いへ導く、よき行いは善あり幸せの果報を結ぶ。心に悪心を抱くな、心の内から人格が壊れてゆく。
「行いを見よ」それが己である。いかにつくり飾ろうとも宝無き器は捨てられる。己の性を見よ、己の敵は己の無明である。己の性を冷徹に観察せよ、世界の総てを騙しおおせても己の真実は騙せない。
「何が大切かよく考えよ」それは人々の賞賛ではなく己の有るべき姿に己がある事である。常に真実の心を求めよ、それが道を歩くことである。仏の道を歩くことである。人は多くの悪業ゆえ人生に多くの苦の種を撒き続ける。それが萌芽して実を付けることを知らずに。
「己の無知を恥じる」ここから真実の人生が始まる。夢の中に、眠りの中に居てはならない。目を覚まして因果を観よ。いかに泣き叫んでも己の行いの業報が帰るときは避けることが出来ない。
「己の行いを恐れよ」それが己の存在を決める。心して悪業を止めよ。善業を積め、如何なる鎧も己を守る確かなものではないが、己の善業のみが頼りである。いかなる偽証も明らかにされ正されるときが来る。多くの苦しみを伴いながら。心安らかである事は唯一の宝である、それは常に真実の人としてある人にのみ許される事なのである。