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 2012年2月 8日(水) 11:46 JST

蓮華通信/平成二十一年六月号

  • 2009年5月30日(土) 00:13 JST

生まれて死に行く人の世の何をか頼りと無さざらん、無常の風の為すがまま運ばれてゆく命かな。

生ある物はやがて死に行く、この真理は変わらない。誰もが死を恐れるが誰も逃れるものはいない。無常とはその事である。生の極みは死である。死に於いて新しい再生がある。識の転変が輪廻である。変わらぬ因果律に於いて存在は貫かれている。因縁の原理が普遍である。行いに於いて善であれ、心に於いて慈悲を育め、言葉に於いて真実であれ虚言を為すな。この行為が貴方の救いである。如何なる時も、たとえ孤独の只中にあろうとも憎しみと嫉妬に組してはならない。風に舞う柳の小枝のように人生に立ち向かえ、柔軟に時を過ごせやがて貴方のあるべき姿に貴方はなる。心を頑なにするな、己を自ら見失う。人生と良く戯れよ、何も苦にする事は無い。心明るく優しくあれ、少しの間己を見つめよ。心は静けさと自信を取り戻す。世の喧騒が真実の存在の意味ではない。貴方の存在がいかに豊かなものかそれが意味である。それは望まずとも貴方は総てを得ているのである。