花の如く、雨の如く、光のさやけきが如く、漆黒の夜の暗きが如く、人生はかくある。無常の常たること、無我の我たること実に真理である。この身の儚こと泡沫の泡に同じく舟にて去り逝く、影の何物も留めず夢の夢たるが如し。眼を見開いてこの真実を観よ。何物にも執われてはならない。今この一瞬の中に善を求めよ。この一呼吸の内に真理を感ぜよ。多く求めなくとも君は人生の主人公である。その心を清く使え、言葉に真実を込めよ、行いを整えよ。そこに仏陀の教えはある。行いと業いの挟間に人生はある。因果の内に人生は展開する。よく自心を知れ。行い清きことを誇りとせよ、その中に仏の光は宿る。幾多の阿羅漢が菩薩が伝え来た大いなる道、君はそのただ中に居る。いかなる者も真実の価値ははかり知らぬ。唯仏陀の眼にのみ映る。君の存在、世界の存在の清らかさに目覚めよ。慈悲の心を持て世界はそれに答える。争い多き世に争いを鎮め、悲嘆多き人生に希望を与える。そのような人格であれ。